翌日、あたしは胸を弾ませながら登校した 空を見上げると雲一つない青空 まるであたしの心を映しているかのようだった 教室へ着いて美山君を探した いつもはいるのに今日はいない 「どおしたんだろう…」 あたしは由希に美山君のことを聞いた 「由希、今日美山君いないけどどおしたの??」 「あーなんか風邪引いたみたい」 “風邪かぁ…大丈夫かなぁ”