――翌日 あたしは重い足取りで学校に向かった 空を見上げると、どんよりした雲が広がっている “あ~ぁ、気分が沈むなぁ” そお思いながら教室の前まで来た “まだ村山君いませんように…” 「ふぅ~…」 あたしは一呼吸して教室に入った 教室を見回すと… 村山君は友達と話をしていた