って、ヤバい!もう8時すぎてるじゃん! あたしが、夢を見ているうちに時間が過ぎていたみたい。 「遅刻〜っ」 バタバタバタ! 慌ただしく、階段をかけおりる。 「なんで、お母さん起こしてくれなかったの〜?」 半泣きになりながら、文句をいうあたしにお母さんはテヘっと舌を出すと 「お母さんも寝坊しちゃって」 ってお母さんもかーい。 あたしは、そんなお母さんをおいてパンを片手に家を出た。 バタン! 「行ってきまーす」