ガバッ! 「はぁっ…あ…、なんだ…夢か…」 嫌な夢を見た。 あのあと、疲れがたまっていたあたしは、奈都の腕の中でそのまま寝てしまったらしい。 そんなあたしを、家まで送ってくれたってお母さんから、聞かされた。 可奈も一緒に送ってくれたらしい。 2人には、心配かけっぱなしだね… 「それにしても、嫌な夢…」 2人が付き合う…なんて。 あーダメダメ! 考えちゃダメ! 「よし、学校にいく準備しなくちゃ」