「そうかな?私はいつも早い気がするなぁ」

「そうなんだ!アレだよね、時間って楽しいとすぐ過ぎて、つまんないと長く感じるよね〜」

「それすごくわかるよ!授業中は長く感じちゃうよね」


花火と桜ちゃん。どちらも綺麗で比べられない。いや、桜ちゃんのほうが断然に綺麗だ。


「!」

僕はあることを思い出し、神のほうへ向かった。


「ねぇっ神!アレどこやった!?」

「あぁ、アレ?俺様の部屋にあるけどー…」

「ありがとっ!」


そう言って僕は神の部屋に走って行った。


「お前さ、桜とロマンチックな雰囲気になりたいからってアレ買ったんじゃないの」

「…………!!そうだった!ちょっ…秀…!テメェ待てゴラァ!!」


ドタドタと秀のあとをついていく神。その姿に、麗と丈は呆れていた。



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