「今度は頬に糸くずついてる…なにお前の顔面…モップ?」 「モップ……」 顔面モップ何て言われたの生まれて初めて… 「…取ってあげるからちょっと顔前に出して」 そう言われたので、とりあえず顔を突き出してみる。 顔近すぎて息当たる…… 「………。」 まだ取れないのかなあ…そう考えていると、唇に何か触れた。 触れていたものは上原くんの唇だった。 「!?!?!?!?」 あまりにも衝撃的だったので、頭の中が真っ白になった。 .