イッチに誘われるまま
車を降りると
小さな神社があった。

「ここ、うちの氏神様なんだ」

きっとイッチは深く考えずに連れて来てくれたんだろうけど、私はとっても嬉しかった。

だってイッチは
ちっちゃな頃から
ここへ来てたはずだもん。

そんなプライベートな場所に
連れて来てもらえるなんて…。


私は神様に感謝したよ。
そして、来年もまた
一緒に来れる事を祈ったんだ。

でも、その事は

ヒ ミ ツ !