イッチがお爺ちゃまに呼ばれて一緒に部屋を出て行った。

ひとりぼっち。
心細いや。

瑠維さんが近付いて来て耳元で囁いた。

「姫子、アドレス交換しよう?」

は?
何で?

思ったまんま、顔に出てたようで…。

「兄貴と結婚するんでしょ?
俺の情報量、ハンパねぇよ?
損はさせないからさ~、お姉ちゃん♪」

年上のイケメンにお姉ちゃん呼ばわりされるとは…orz