ハッピー・ニュー・イヤー

「着いたよ」

そう言われて
目を上げた私の前には…

立派な門構えの
大きなお屋敷。
いわゆる豪邸ってやつ?

「おっきなおうち…」

「そう? この辺じゃそうでもないでしょ?」

いやいやいや。
この辺自体がフツーじゃないから!

「さ、行こう!」