「そうか・・・」 父親は自分自身の身体は自分自身が知っていると、 或いは僅かか可能性に掛けてみようという決心なのか、 僕の言うことを素直に受け入れてくれたのか? その答えは本人しか解らない 聞けるはずが無い。 「用事があるから帰るけど、頑張って取り除いてよ!!」 病院を出る僕の頭の中は只一つ嘘が誠に変わる事を 願う他なかった。