父親は僕達を見ると、痛い背中を悟られ無いようにと ゆっくりだが力強く起き上がった。 父親が「どうだった?」 やはり気にしている様子だ。 「取り敢えず腫瘍が大分大きくなっているから悪性に成らない為の切除を直ぐにでもやらなければならないけど?」 「だ、大丈夫?」 僕は初めて嘘というのに正解と不正解があることを知った。