いつものようにマイムお兄様とシモン様の店にお邪魔していた。



集まってお茶を楽しむ方々もいつもの見慣れたメンバー。





店の主、シモン様は当然の事。


お城のかわいい双子さん、リューにホゥ。
天界よりお出でのアデル様。



事あるごとに訪れるシモン様の店でよく出会うこの方々とはもうすっかり顔馴染みに。





「……あっ」



今日のお茶は抹茶。

オリエンタルな形をしたカップに口をつけた私。


舌にチリッとした刺激を感じ軽く悲鳴をあげてしまった。




「おや?お茶が熱かったのですか?
十分に覚ましたつもりだったのですが……」



猫舌というのかしら?


舌の先がヒリヒリと痺れる。