マイエンジェル†甘い声で囁いて

ふくれてると、タクミが私の前にひょっこり顔を覗かせる。


「あのさぁ…。オレ一年なんだわ。だから二年の行事には参加できない」


「えっ!嘘っ、一年?」


「そ。三国くんとか風ちゃんのクラスのヤツらとタメで話してたから二年だと思った?」


…コクリと頷くと、彼はニッて笑う。


そっか。制服をまだ着こなせてない感は、これだったんだ?


そういえば、制服もまだキレイだよね。


思わず彼の袖を触る。