(…明るい?) 立ち並ぶ家々の門灯と街灯。 それだけではなく、今夜はいつにも増して通りが明るかった。 見ると、向かいの伯父の家の玄関が、開きっ放しになっている。 珍しいな、と崇文は思った。 とくに人影もなく、誰かが出入りしている最中とも思えない。 几帳面な伯父一家が、あんなふうに…― そう思った瞬間、崇文の背中をゾワリとした何かが走った。 玄関から目が離せない。 崇文は、そのままゆっくりと伯父の家へ近づいた…―