黒の三日月

その痛みは耐えられないほどの痛みではない。

でも数発も当たって来たから痛みも比例するかのように大きくなって。

眠気がやってくる所か、余計に冴えてしまった。


「いったぁ……」


額を片方の手でさすりながら、もう片方の手で床を触る。

すると小さな何か丸い粒の感触が手に伝わった。何だろうかとまじまじと見てみると、

それは何色かまでは分からないけれどビービー弾。

他にもまだ5つくらい転がっていた。こんな物を私は当たり前だけど持っていない。

と言う事はやっぱりさっき額に当たったのはこのビービー弾と言う事になる訳で。

……あまりにもそれは不自然すぎる。明らかに私を狙ったとしか思えなかった。