黒の三日月

「――って訳で……」


今日もまだちゃんとした授業ではなく、クラスでの係を決めたりするホームルームとか避難訓練とか。

そんなのばかり。(気付いたら私は保健委員になっていた。何故?)

本格的な授業が始まるのは明日からだと思う。

今日はこれが終わったら何しようかな?と考えながらも、思うのは朝の出来事。

あれから私はすぐに昇降口近くまで戻って、フラフラするのもおかしいから

近くトイレの中で携帯をいじるという、ちょっと変な行動を取った。

そこで15分くらい時間を潰せば少しずつ登校してくる子も増え、

教室にも夜見君以外の子が何人かが来ていた。