溺愛ラバーズ

「高杉さん、嫌な思いをさせてしまいましたね。」


「いえ……。」


「私達はまりあと貴方の婚約、結婚には賛成ですよ。」


「息子から君の事は聞いてる。とても優秀じゃとな。」


「ありがとうございます。」





会長は写真で見た時より印象がガラリと変わった。





会長夫人とは初めて会ったがかなりの毒舌だと言う事がわかった。





「まりあ、ひ孫を楽しみにしてるわ。」





仰天発言をし、会長と夫人は挨拶に行ってしまった。




「樹さん?」


「なんだ?」


「本当にごめんなさい…。」


「気にしてない。まりあが叩きのめしてくれたからな。」





そう言うと一瞬で顔を真っ赤にさせてる。





「まりあがあんな事言うなんて驚いたよ。」





ますます赤くなり顔を逸らしてるまりあ。





自然と口が揺るんでしまう。





「はいはーい。ラブラブなところをごめんなさいねー。」





妹が雰囲気をぶち壊してしまった。





態々俺とまりあの間に入らなくてもいいだろう…。





「お姉様、あっちに行きましょ?スイーツがたくさんあるのよ?」