溺愛ラバーズ

残業がそんなに嫌なのか、いつも以上に真剣に取り組む部下達。





まぁ、残業好きな奴なんていないんだが。





毎日こうだとありがたい。





見事、定時までに仕事を終わらした部下。





「よっしゃー終わった!」


「私も終わり〜。」


「課長、行きますよ!」





帰り支度が済み、準備万端な様子。





「先に行っててくれ。」


「わかりました。よっちゃんですからね。」


「わかった。」





よっちゃんは会社の近くにある居酒屋で、飲みに行く時は殆どそこに行く。





「じゃあ、先に行ってます。」


「ちゃんと来て下さいよ。」


「わかってる。」





あと少しある仕事を済ませる為、パソコンに目を向ける。





打ち込みが終わり、時計を見ると30分以上経っていた。





長時間パソコンしてると目が疲れメガネを外し、こめかみをマッサージする。





今から行くなんて面倒だが、自分で行くと言ったしあんまり遅いと電話がかかってきそうだ。





パソコンの電源を落とし、持ち帰る書類もないから鞄だけを持って出た。