溺愛ラバーズ

鎖骨か………。





えっちぃかわからんけど、これはしょうがないんじゃないか?





「樹さん、お買い上げしよ?」


「買うのか?」


「うん。凄く素敵。」


「そうか?」


「うん。似合ってる。私といる時だけ着てね?他の人に見せちゃ嫌。」





ここまで言われたら買わないわけにはいかないだろ……。





結局、ジーパンにVネックのシャツ、トレーナー、コートを買った。





買い物し終えて、昼過ぎだったからレストランに向かう事にした。




レストランはまりあの要望で映画館の近くにあるファミレス。





なんでも行った事がないらしく、憧れてたんだとか。





ピークを過ぎたからか、意外と席は空いていて待たずに座る事が出来た。





案内された席に着くまで珍しそうにキョロキョロしてるまりあ。





「ご注文がお決まりでしたらそちらのボタンを押して下さい。」





店員が去った後、向かい側に座るまりあはボタンを凝視していた。




「どれを食べるんだ?」





メニューを差し出すと、目を輝かせ選び出した。