溺愛ラバーズ

後部席に荷物を積み、俺の行き付けのショップに向かう。





「樹さん、白も似合うと思うわ。」

「白か……。」





白のシャツを俺に当ててくるが、いまいち……。





「似合うか?」


「かっこいい。樹さんの洋服黒ばかりだからたまには白とか赤もいいと思うの。」





赤はちょっと……そう言うと濃い紫のシャツを見せられた。





「着てみて?」





言われるがままシャツを持ち、試着してみる。





Vネックのシャツなんだが…思ったより肌が見える。





カーテンを開けると、目の前にまりあが立っていた。





「似合うか?」


「………。」


「まりあ?」





俺を見てポケ〜としてるまりあ。




まりあが言うから着てみたんだが……。





思ってたのと違ったのかもしれないな。





着替えようとカーテンに手をかけた瞬間、まりあが力強く抱きついて来た。





「どうした?」


「樹さん………えっちぃ。」





顔を上げたまりあは顔を赤らめ、不可解な言動を口にした。





なんだ……えっちぃって。





「鎖骨が……えっちぃ。」