ぺら… 「懐かしいな……」 そこには、 幼い頃の、まだ何も知らない純粋な俺たちの笑顔があった。 俺は今でも、あのころのように笑えてるんだろうか。 心愛の笑顔はいつになっても変わらない。 「あのころに、戻りたいな…。」 懐かしい写真を見て、俺は自然に笑顔になっていた。 ぽろっ 「?」 紙が落ちた。 きっと、心愛からの手紙だ…。 俺は、そっと拾って見た。 .