その日私はかなり暇だった。
だから、何か面白い事無いか学校探検をしていた。薄暗く人気の無い所を歩いていた、その時…見付けてしまった。

寄り添うように眠っている2人を。

2人は肩に頭を預け寝ていた。
だが、私に気付いたらしく1人が起きてしまった。
内心(ヤベ-(汗)と思いながら壁に背中を付け息を殺した。

「気のせいか(ボソッ」と呟き隣で眠る彼を見詰めながら微笑み…また眠りについた。

そんな2人を邪魔をする様な無粋なまねは出来ないので、静かに音を立てない様に私はその場を立ち去った。