───────ビリっ
そんな音が聞こえた。
何かが破れる効果音。
その音源は・・・あたしのブラウス。
・・・こいつ等、頭イってる。
こんなあたしを襲って何になるわけ??
男たちはニヤニヤあたしの体を眺める。
あたしもあたしだ。
何で屋上なんかに来た??
海斗と顔を合わせ辛いから??
だったらどうして海斗の表情が残る
屋上なんかに来た??
・・・もう、分けわかんない。
海斗と同じで・・・
最近のあたしはあたしじゃない。
あの日、あたしの一言で、
あたし自身も変わってしまったんだ。
・・・捕らわれている腕に力が入る。
「・・・あんたたち・・・」
「ぁあ??」
リーダーかくである
一番のチャラ男が喉をうねる。
その声に負けじと、あたしは睨みつける。
「あたしに・・・何する気」
「おいおい、こんな状況でも強気だぜ??」
ガハハと笑い声が両側から聞こえる。
ムカつく。

