自分の教室へ上がろうとしたとき、涼子の体は一瞬浮いた気がした。 それを感じたとともに涼子は倒れた。 ____________ 「あれ..此処...」 涼子は気がつくとベッドの上だった。 「あ。野村さん..。大丈夫?貴方、倒れたのよ。」 女の先生がそういう。 (...どこまで運がないのだろう..) 「大丈夫です。教室に...」 そういいかけたとき、涼子のおなかがなった。 女の先生は「ふふっ」と笑い、 「ご飯買ってくるわ。」 そう言って保健室から消えた。