何も変えようとしないのに
私は空を夢見る



夢が叶うことだけを
ただ祈るだけ



都合がいいって小鳥にさえ
笑われてしまうよね



だけど私は怖くて怖くて
地面からも飛び出せない

落ちることはないのに…


そんな勇気さえ私にはない



小鳥のほうが頑張っている
それを知った、今



空に逃げても
救われないんだ


見上げても
飛べないんだ




いつ落ちてしまうかも
わからない

そう考えながら飛ぶ



風が吹いたら地上を歩くより
ずっとずっと辛いでしょう?



その体を支えるために
羽ばたき続ける羽根は
もうボロボロのはず



それでも飛び続けるのは
定めだから?



そう感じたら私も人として


生きることを定めとして


進んで行かなくては
ならないのね…