私は、その晩、タイ米を4合炊いた。 『そんなに食べたら太っちゃうよ』 という姉の言葉を無視して、私は、ひたすら食べた。 死ぬほど食べたが、やっぱり、余ってしまった。 余った分は、おにぎりにした。 「明日はおにぎり丼だよ」 私が言うと、姉は、あからさまに、不機嫌になった。