いつものようにアタシは彼の病室でゆっくりと時間を過ごす。 特別にいろんな会話を忙しそうに交わすでもなく ただ、ただゆっくりと流れていく時間を2人で楽しんでいる。 あの日、ケイコさんの泣いている後姿を見つけたとき あのとき、アタシは・・・とても嫌な予感がして怖かったけれど。 でもあれから何日も過ぎて彼も穏やかで。