アタシは恥ずかしくて言葉が出なかった。 なんでわかってしまったんだろう。 そしてタクミくんは空を見上げて言った。 「俺はね、死を待ってたんだ。 近いうちに必ず来るものだから。 でも最近は待つんじゃなくてこっちから逝ってもいいかなって思うようになった」 重い話のはずなのに彼はなんでもないことのように笑顔で話す。