「こんにちは、ミライちゃん。 あれ?タクミは?」 ケイコさんは長い髪をかきあげながらアタシに聞く。 「あ、彼は忘れ物があるからって今取りに行ってます」 「じゃ、先に乗って待ってる?」 彼女はカラダを伸ばして車の後ろのドアを開けた。 「ありがとうございます」 そう言ってアタシは車に乗り込む。