--------------------- そして。 アタシたちは正門のところでケイコさんを待つ。 するとタクミくんが思い出したように言った。 「あ、悪い。 俺、ファイルをロッカーに入れたままになってるかも。 ちょっと取りに行って来るからそのままここで待ってて?」 そう言って校舎へ戻って行った。