ざわめいた声や音楽も聞こえない。 静かだ。 そして窓からゆるやかな陽が差し込む。 その光景にアタシはホッと安心する。 タクミくんは一歩下がってアタシを先に教室に入れてそれから続けて入る。 そして ドアを閉めた時。 彼もホッとしたように深いため息をついた。