「おー、遥遅かったな。」 と、声をかけたのは近藤さん。 広間にはもう人が集まっていてもう始められる状態だった。 「すみません、遅れてしまいました。」 「いいんだ。じゃぁ始めるとするか!」 近藤さんの声を合図にアタシの歓迎会が始まった。 「じゃぁ!主役から一言!」 「うぇえ!?いきなりですか!考えてませんよ!」 「いいから、いいから。」 近藤さんはアタシを立たせて「注目!」と声を張り上げる。 恥ずかしい…。