「さぁて、遥そろそろ仕度しねぇとな。」 「ん?あぁ、そうだね。」 いつの間にか日は傾き辺りは薄暗くなっていた。 総司とアタシは別れて着替えに行った。 「えぇと。」 持ってきていた服の中からなるべくいいものを取り出してアタシは着替える。 袴を着て、刀を佩く。 少しシャキっとした気がした。 そんな自分がおかしくて笑えてくる。 「さて、と。」 アタシは広間に向かうことにした。