アタシはツカツカと男のもとへ歩いていった。 もう怖いとかそんなんじゃない。 むかつく。 怒りがアタシを占拠する。 「あんだよ?」 アタシに気づいた男がにらみつける。 「そっちこそなんだよ。」 「あぁ?ガキのくせして生意気言ってんじゃねぇよ。」 「勝負しろ!」 「は?」 勝負。 それが1番早い。 ぶちのめしてやる。