「お前は独りじゃねぇんだ。」 「お前の周りには俺たちがいる。お前が独りで背負う必要なんてねぇよ。お前が背負えねぇ分は俺が背負ってやる。」 鬼の副長の見たことの無い優しさ。 アタシはついに声をあげてなき始めてしまった。 「土方さっ……アタシ…!」 「おーおー。もう何も言うな。」 そう言って土方さんはぎこちない手つきでアタシの頭をなでた。