恐る恐る目を開けるとそこには そこには土方さんが立っていた。 土方さんがアタシに降りかかる刀から護ってくれたのだ。 「ひ…じかたさん。」 アタシが名前を呟く前か同時に土方さんは男を躊躇いもなく斬り捨てた。 「大丈夫か?」 土方さんはアタシを見もせず聞いてきた。 その大きな背中はアタシを庇うかのように前に立っていた。 「大丈夫です。すみません。」 アタシは土方さんの背中に向かって答えた。