「時は来たァァ!!」 九月十八日。 新選組屯所前に隊士が整列し、前には近藤さんと土方さんが立っていた。 みな、蒼と白のダンダラ模様の羽織を着、頭には鉢巻。 誰もが険しい顔で笑う人など1人もいない。 アタシは総司の隣にいた。 総司は険しい顔でもなく、笑っているわけでもない。 至っていつもの総司の顔だった。 アタシは顔をこわばらせずっと震えそうな手を押さえていた。 こないだの手の怪我は治るはずもなくまだ包帯でグルグル巻いていた。