-------時は幕末 局中法度という名の誓いは死しても尚、隊士を繋ぐものであった。 すなわち、局中法度を破らぬ限り皆仲間である。 新撰組。 それは、男の中の男が集まった集団である。 正義を全うする為自分の命も惜しまない者が集まる。 しかし、その中で1人だけ少女がいた。 彼女は果たして本当に幸せであったのだろうか。 それは誰も知る由のないことである。 本人だけが知っている。 ただ、一つだけ 彼女の亡骸は恐怖になど染まっていなかった。 とても美しい笑顔であった。