周りに集まった人々が戦うために散り散りになっていった頃。 「土方さんと、辻村さんですか・・?」 さっき、浮かない顔をしていたその人は俯き加減で近づいてきた。 「あぁ・・?」 「お話があります。」 その人はアタシ達を手招いて陣地の中にある建物の中に導いた。