「ってぇ…。」 「大丈夫ですか?」 「いいな。お前はチビで。」 辛そうに腰をさする土方さん。 腰が痛いくせによくもアタシに嫌みをふっかける。 「うるさいですよ。土方さんがでかいのがいけないんです。」 「ばぁか。チビが。」 「うるさいですよ!」 なるべく小声での喧嘩。 喧嘩と言うより永らく言葉を交わしていなかったため話せたことを嬉しく思えた。 「ってて…。」 「大丈夫ですか……?」 アタシが土方さんの腰をさすろうとした瞬間 『パァァァン!』 鋭い銃声が空に響いた。