破れぬ誓い




「ゴホゴホッ…ガハッ……ッッ!」


激しく咳き込む彼に我を取り戻して駆け寄ったアタシ。

総司は何かを言いたげだが話そうとするたびに激しく咳き込む。


「どうしたの!?総司!ねぇ!斬られたの!?」

「ガハッ!」




ポタッ…ポトト…ピチッ




「………え…?」


総司の手のひらからは血が滴っていた。


「総司?ねぇ?総司!どうしたの!一体、ねぇ!」

「……っぐ…は、るか…ゴホッ…いけ。」


苦しそうな顔をする総司。

“行け”近藤さんの下に行けと言う。


いけるわけ無い。

こんな総司を放っておいてなんて。