「辻村…だったな。」
急に土方さんが声をかけてきた。
「はい。」
「お前、覚悟はあるんだろうな?」
真っ直ぐ、アタシの心の中までみてやろうかという目つきでアタシを見る。
「はい。」
アタシも土方さんの目を真っ直ぐ見つめて返す。
横では沖田さんが面白そうな顔をして座っている。
「ほら、遥もこうやって覚悟決めてんだ。それに強いんだろ?土方さん認めてもいいじゃないですか。」
「何言ってるんだ、総司。お前はいつも女には甘ぇ。」
「別に、強くて覚悟があるんだったらいいんだっつってんでしょ?」
「だがなぁ。」
一向に認めようとしない土方さん。
「…仕方ねぇ。表でろ。」
急に土方さんが立ち上がり、部屋を出ていった。
「あーなった土方さんは誰にも止められねぇ。」
と、嫌ーな顔をして沖田さんは部屋を出ていく。
アタシは沖田さんに続いて出ていった。

