修学旅行なのに楽しくなかった。 ずっとそんな様子を見ながら鹿に会いに行く。 『怜奈。』 颯太が肩を叩いて声をかけてきた。 『食べる?』 渡したのはしかせんべい。 『颯太それしかせんべいじゃん。』 『鹿が美味しそうにたべてるから食べてみた。結構旨いよ。』 颯太の無邪気な行動が笑顔を取り戻らせてくれた。