僚に背中を押してもらった、それは確かで、京ちゃんを選んだとしてもそんなのごちゃごちゃにする程複雑に考えられない。 木元さんは、そうか、と笑ってあたしの背中を叩いた。まじでいてぇよ。その腕は人間凶器、いや既に熊化していることを忘れないで下さい。 あたしは木元さんの笑顔を見送りながら、半目で睨んだあと、力が抜けたように笑みがこぼれた。 答えはいつだって簡単だ。 難しく考えて、色んな選択肢を増やしてたとしても。