っていうか…。 彼女ってことは、これから前田と デートしたり、 キスしたり… 色々するんだよな。 『うぉ~!!!』 俺はニヤニヤするだけじゃ収まらず、変な叫び声をあげた。 「うわー隼人キモっ」 なんていう、姉の声が聞こえてきたが、もちろんスルー。 だって俺は今、超ご機嫌だから。 いつもはとっさに言いかえす姉のイヤミも、全然気にならない。 俺は相当重症だ。