1時間後…


滝沢とリンが雪華の家に到着


インターホンの音『ピンポーン』


家の中から声が聞こえる。

雪華『は〜い、今開けま〜す』


ドアが開く。


ドアの音『ガチャ』


雪華『何だ、リンかどうしたの?取り敢えず上がんなよ』


雪華『あれ?そっちの男の子は?』


リン『あ〜、彼は滝沢君、私の彼氏だよ』


滝沢『初めまして滝沢登美也と言います。』


雪華『どうも姉の雪華ですさぁ、滝沢君も上がって上がって』


滝沢&リン『お邪魔しま〜す。』


雪華が台所でコーヒーを作っている。



雪華『滝沢君も、適当に寛いでて今、コーヒー入れてるから』


滝沢『いや、そんな、お構いなく…』


リン『滝沢君、もしかして緊張してる?』


滝沢『まぁね、少し、してるかも』


リン『あれ?でも、滝沢君、前にもお姉ちゃんに会ってるんでしょ?』


滝沢『うん…まぁ何回か、ここにも来てるよ』


リン『なら別に緊張しなくても…』


滝沢(何回か来てるからこそ緊張してるんだよ〜)

滝沢『そうなんだけど…』


雪華がコーヒーを持ってやって来た。



雪華『はいお待たせ』

雪華『はいこれ滝沢君』


滝沢『あ、どうも…』


雪華『はいこれリンのね』


リン『ありがとう』


静まり返る部屋……


雪華『え〜っと……ところで、滝沢君』


滝沢(やっぱり来た〜雪華さんの“必殺”質問攻め)


滝沢『はい何でしょう』


雪華『随分、元気が良いのねぇ…突然で悪いんだけど、滝沢君、今、何歳?』


滝沢(やっぱり来た〜前に初めて会った時もこの質問から始まったんだよなぁ)


滝沢『え〜っと歳は』


リン『お姉ちゃん』


滝沢(え)