紫陽花なアイツ


そして、背中を押されて外に出た。

朝練。

「朝練出なっ。」

振り返り、質問する前に目の前でドアが閉まった。

…寒かったのかな。

確かにまだ春だし。

まぁいいや、という気持ちであたしは家に帰った。

…葉介の気持ちにも、自分の気持ちにも気づかずに。






+雛鳥ノ旅立チ
END