「保健室で喧嘩すんなよなー!」 「他に場所なかったんだもんっ!ごめんなさい…」 「…ま、生徒のためなら保健室くらいくれてやりますけど。」 凪ちゃんは、そう言うとあたしの頭をくしゃっと撫でた。 “生徒”かあ…。 確かに、あたしと凪ちゃんの関係は、先生と生徒なんだけど、改めて言われると、傷ついた…。 「…林檎と仲直りできたのは、凪ちゃんのおかげだよ」 「それはどーも。」 「凪ちゃんは…あたしの、光だから」 .