「……ホントに?」


「おぅ。……もぉ、病みつき。すぐ怒るし、泣くし、わめくし……。

でも、キスしたらすぐ笑顔んなる」


ナツキくんは私の顎を軽く持ちあげ、


キス一歩手前まで顔を近付ける。


うぅっ、もう……


今日は心臓もたないよ。


ナツキくんの言動に、バクバクいわされっぱなし。


「キス……したい?」


目の前で、小首傾げるナツキくんに、ドッキドキ!


それでも、何度キスしても……また、したいって思っちゃうの。