飲んだものといえば、亜利哀に貰った葡萄の…。 ワインだったんだ…。 酸欠に陥ると、音をたてて唇が離れた。 「…ごめんなさい。」 結局、私の早とちりだったみたい。 頭を撫でられて、手首を食まれる。 その夜は散々だった。 何が散々って、もう言いたくないくらい。 次の日、声が出なくなってしまったくらいだった。